映画の話・・・蕨野行
先日、母や姉達と映画の話になった時、
母・・・「今一番観たい映画はね、『わらびのこう』という映画。どこかでやってないかしらね~?。。。」 と言った。
私・・・『何?わらびのこう?・・・何それ?どういう字?わらび餅のわらび?ソノ後の「こう」って何?』
母・・・「蕨野行・・・ずっと観たかったけどやってないのよ・・・」
家に帰って数日してから、フとそれを思い出し、調べてみた。そうしたら・・・
全然、現在やっている映画ではなくて、近々放映予定もサッパリ分からない。
それで、『蕨野行』を扱っている会社=シネマワークにメールで問い合わせてみた。
話に拠るとその映画は地方をグルグル巡回しているのだとの事。
巡回予定の場所を調べてみても こちらの方に来る予定は無い。
じゃ~仕方無いと、私がDVDを取り寄せる事にしたのだ。それが今朝早速届いた。
母に先駆けて、一人鑑賞会をさせてもらった。
いや~~~~~~。。。。。。。。。。凄い話だよ。
涙無くしては見られません。そして深く考えさせられた。
非常に!哲学的な訳です、この映画は。
早い話、姥捨て山の様な話なのだけれども。。。
その爺ババ山は、活気に満ち溢て!れていて!!
感動的なんですね~。
魂の輪廻、倫理観を、うまく表現している。。。
願わくば・・・
もっともっと、有り得ない位パワフルに!・・・
生活観溢れたコミカルな爺ババ山の日常描写にまで持って行って欲しかった・・・・・
などと不謹慎な欲望を抱いてしまった訳でした。

村田喜代子(芥川賞作家)原作の映画化でした。
主人公役=市原悦子さん。いい味出してます。


恩地日出男監督

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by karkowitch | 2008-02-05 16:11 | 映画の話