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(64)・旅の話・・・チェコ

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                          (チェコ・プラハのカレル橋)


チェコのプラハは アマデウス(モーツアルト)の撮影場所で知られています。そしてスメタナのモルダウ・・・・・・・・・・このカレル橋に流れる河が まさにモルダウです。
このモルダウ河、本当に水量が多いの何の!ビックリした。
幾筋もの川がザンザン流れてモルダウとなって・・・
物凄い水音、ゴウゴウとした流れを見つめながら幅の狭い橋を歩いたりしていたら・・・
アッと言う間に、無我の境地。ぼ~~~~っとして来て、細かい事は、どうでも良く成って来た。
それから私は、
この大きくて長いカレル橋を、ゆっくりゆっくり歩きながら、スメタナのモルダウを小さく口ずさんでいた。上からトウトウと流れるモルダウを見下ろし、遠くを眺めしながら、「その通りだな~!」と、段々感傷的になって行った。素晴らしいモルダウを作曲後、哀れな末路だったスメタナを想い。。。
私から彼への鎮魂曲は、 アルビノーニのアダージョを・・・そうして、バッハのG線上のアリアに繋げ・・・バッヘルベルのカノンを花束を添えて贈りたい・・・と・・・そんな事を想いながら一人、カレル橋を渡っていた。



そう・・・もう、何度も何度も観ている「アマデウス」 傑作中の傑作だと思う。モーツアルトは神様の申し子、作曲家の中で唯一の天才・・・何故そうなのかが・・・このアマデウスの作品の中にキラッと放たれる。
そう、紛れも無く 『愛』 を掲げて生まれて来たのです。本当の愛・・・紛れも無い愛・・・それを作曲に代え、万人に解り易く伝えられる曲、作りの為に、生まれ出たモーツアルト。 そんな事に・・・何回か観ている内・・・気付かされます。
そうか~、この地、プラハで撮影されたか・・・・・・・と感慨深く又、良くぞピッタリな場所で撮影したな~と脱帽でした。 静かで薄暗く、そこいらの教会にひとたび入れば高く伸びたステンドグラスにハッとし!どんな人でも感動を覚える光りを受け・・・天才モーツアルトの撮影にピタと嵌る。
あーーーーー。。。是非、冬のプラハにもう一度来たい・・・・・・・心からそう思った。




                   (余談ではありますが、折角のチェコですから、ビールの話を!)

チェコのビールといえばピルスナー発祥の地で有名ですね、 さすが本場だけあってビールがめっぽう旨いという。ビールは泡が命。地元でビールを注文しても絶対に直ぐは来ないよ。
物凄く来るまでに時間が掛かる。何でか~?

先ず注文すると、店員がジョッキに少しづつ少しづつ注いでいく。
そうして泡たち加減をギラッとチェック。
注いだ後、泡立ちが落ち着くまで次を注がないでいる。
そして暫く置いてから 又少し注ぐ。
その工程を時間をかけて続けるのだ。
短気な人、絶対文句云っちゃあ駄目ですよ~~~、、、
やっと運ばれてきたそのビールを!   一口!!   口に運んだ!!!  その時に!!!!    解るわけ。

ビールの泡のきめ細かさ、旨さ、馥郁さがサ
何でも~ 箸みたいなのをビールに立てても動かない程、クリーミーだそうでございます。
ご当地ビールは注文に引きも切らない様子。お伴には、プラーグハム(プラハのハム)と、ホースラディッシュ(山葵大根)がベストであるよ!

因みに、アメリカではポプュラーなバドワイザーも、元はといえばチェコのビールだそうです。
ビール好きな方はベルギー、ドイツも良いけど~、 プラハ、プラハです よってに。







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by karkowitch | 2008-01-21 15:20 | 旅の話[海外の事]