海からの メッセージ




田舎の小路を歩いて行く
ゆっくりと行く その向うの方には
煌めく海が開けているはず

ほのかな潮風が
それを約束してくれる

桃や 夏蜜柑の畑の道がずうっと続く
静かな静かな 昼下がり

僕は歩きながら もう
海の事を想っている
あの キラキラ輝く海原は
本当に 僕を 温かく歓迎してくれるし
小さく打ち寄せる波は
なんでも話してごらんよ・・・と 囁く

引き潮の心地よい響きは
この身体の中の
湿り気を帯びた 黴臭いもの
全てを拭い取り
僕は 実に サッパリするのだ


海から来る風は本当に爽やかで
清潔な 七色の真珠の様だ


貝殻の香がする・・・・・・海だ

僕は堤防の上に一気に駆け上がり
小脇に抱えていた 小冊を枕に素早く
大の字 になった


黒く見える程青い空を凝視する
気が遠くなるまでに深い青空と
側らの 碧い海が
渾然一体となって
僕も それに溶け込んだ

頭上を ゆっくり過ぎていく雲よ・・・
君はこれからも色々な旅をしてゆくんだね
又  遇おう

海   
母なる海は何と
気高く 神々しいのだろう

全てのものを飲み込んで  又
全てのものを 解き放つ

海に来て こうやっていると・・・
人間って 
一体 何様なのだろうと つくづく思えて来る

風が云う
『嵐の時の渡り鳥や  大氷河のぶつかり合う激しさや  
大海原の怒涛を見れば  人間みたいな無力な者は 兎に角
自然の摂理に抗わず  愚かな手を加えず  
そ~~~っとそ~~~っと生きなきゃいけないよ
全く 本当に 取り返しがつかないんだぞ  』


碧い碧い 海の中から
今 僕に
イルカが何かを 話し掛けているような気がして
僕は ハッと身を起こし 海を ジッと見つめた。









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by karkowitch | 2008-02-22 11:50 | 自作、自詠詩と一句