十戒ならず述懐でつ。。。

☆☆☆随分以前
書き溜めたこの物語は
半ばにして頓挫していたものです

ここに・・・
まんま・・・まんま掲載(飯じゃねえぞ)しております
どうぞ
肩の力を脱力させ
神経も麻痺させてお読みください。  爆~ 
出来たら毎日載せていきます^^


(* ここは目をつぶって・・・1話からお読み(ピシピシ!!)くださいね~♪*)





ではでは・・・・・・・・・・・
・前回45話までの続き・・・・・・・・・・・・・・・

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{ ジョシュア&フランク***中学時代から絵を描き切磋琢磨してきた美術学校出身の関係 }
ある意味ファンタジックでアカデミックで滑稽な物語の始まりです。あなたはこのドアの中に入りますか?・・・・・・・・そうでしょうね、さすが素晴らしい選択です。イケテルあなたササ、どうぞ~♪









    46話(まだまだ続くケイトの詩)






         ☆(翼は折れてしまった・・・)☆



オオハクチョウが飛んでいった日

闇が待つ夕暮れに

胸が張り裂けそうになりながら

僕は自分の折れた翼を

最後の夕陽に照らす

エンジェル・・・・・・・

エンジェル・・・・・・・

僕の翼はもうだめですか?

空を飛べないどころか

翼を広げる事すら

出来やしない・・・・・・・

エンジェル・・・・・・・

エンジェル・・・・・・・

悲しすぎるよ

オオハクチョウはもう

飛び立ってしまった

大好きだったのに・・・

一緒に行ってしまったのは夢じゃないよね

翼が折れた今は

呆然と闇に紛れてもがき苦しんでいくだけなのか

心が・・・

心が・・・

一人勝手に焼け落ちそうだよ

ああ・・・

エンジェル・・・・・・・

エンジェル・・・・・・・

いっそこのまま朝が来る前に

夢の中ででも

見事に長い大きな翼を広げて

キラキラ・・・

キラキラ・・・させながら

飛び立ってみせよう・・・

そうしよう・・・

君の側に飛んでいくよ

きっとさ

だからもう・・・朝なんか要らない・・・








                      <続く>







          47話(続く続くケイトの詩)




          ☆(安易というレッテル)☆




そうさ

どんなに叫ぼうが

張り裂けんばかりに怒鳴ろうが

泣き喚こうが・・・

心でする事だから

誰にもワカリャしない

そうやっていつも泣いてきた

死ぬ事なんて・・・

実際一番安易だろうね

安易過ぎるから死ねないとも云える

だってそうでしょう・・・

『安易な奴』

というレッテル程

馬鹿げていて恥ずかしいものはないからね~

生きて来た全ての努力や苦労が帳消しされちまう

それどころかマイナスだ

しかし・・・

この先当分は・・・

どうやって自分を宥め賺して行こうかね?

頑張る事と放棄の心は実際・・・

表裏一体なんだよね

涙の海になんか絶対に溺れない・・・


ぜったい。。。








                 <続く>










             48話(溺れた記憶)





長い年月を掛けて
ノートに
ビッシリと書かれた
その詩の一つ一つが・・・
まるで呼吸しているかのように
生命力を持っていた


あるページは
詩そのものがノートから
飛び出しそうな位
命をもっていたのだった・・・


その内母は
ケビンに対する
驚異の念と
これらの詩を読むまでは知り得なかった
新鮮な感動を抑えきれなくなり、
急に、ノートを姉に押しやり
片付けるようなそぶりで
小走りに台所の方へ駆けて行った・・・


でもケイトには
母の気持ちは伝わっていた
自分のノートだから
自分が書いた詩を読む者に付帯連鎖する心境は共通するもの・・・

中には
ケビンが小学校1年生の頃
溺れた事も書いてあった。。。





夏休みだったか?
母の故郷にある清流に
姉、自分、故郷の近所の子等、それと父で
遊びに行った。母は大抵留守番だった。
毎年夏にはその清流に行くのが楽しみで堪らなかった。
その川は原は随分広くて・・・

アチコチにいく筋もの大小の川が出現していて
大層楽しいのだ。
川原の中央にいつもと変わらぬ大きくて水量の多い流れがあって
その周りに、天気によって消えたり現れたりする
気紛れな川が幾筋も
その時によって違った場所に出現する。

しかし基本的には川原全体、
何処を掘っても綺麗な水が湧いて来た・・・

その時も いつもの通り、

川原に着いたら父は釣りの仕掛けの準備を始めた・・・

子供達は其々に好き勝手に遊びまわって過ごした。
時々父に顔を見せに行けば良かったのだ。
それで自分は
川原のあちこちにある
砂利採石場の近くに行った

シャベルカーでガシガシ川原の砂利を掘って
どこぞに運んで行くので
掘った後のすり鉢状の大穴には
地下から清水がわき上がって来て
一見、
池か小さな湖化していた。

そんな場所は以前から
「危ないから近付くな!」という
お触れが出てはいたが
子供らはそんな注意は聞いた試しが無かった。

その日は調度、雨上がりで・・・
すり鉢の水は濁っていた。
深さなんて分らないが・・・
中心は間違いなく数メートルの深さになっている。

父から離れて・・・
一番手前のすり鉢の側に行った。
と・・・そこへ、
地元の、
日焼けした3年生くらいの男子が
すり鉢の縁をひょいひょいと
バンビのような身軽さで
飛んだ・・・

自分も其処へ行きたくなり、
真似して歩いた積りが!!
ズズズずーーーーッと
足を砂利に取られてその濁った水の中に
引きずり込まれてしまった!
まるで・・・あり地獄のように。。。




その時の意識の記憶を
詩に書いていたのだ・・・・・・・・・・・
どんな詩かと言うと・・・











                    <続く>










            49話(ケビンの記憶)





         ☆(苦しさは一時)☆



溺れたときの事を

想像してごらん・・・

想像しただけで

苦しくて堪らないよね

普通は・・・

でも・・・

僕は確かに憶えているんだよ。。。

溺れた時の

あの感覚を!

本当に不思議だったんだ。。。

最初は

そう、まだ泳げなかったから

パシャパシャと悪戯に両手を挙げて

暴れていたよ

でもその内に・・・

疲れて来て段々・・いやちょっと

沈んでいくのが分った

その時始めて目を開けた

確かに手に持っていた玩具が下に沈んでいくのが見えた。

その時ふと、

「あ・・・苦しくない」

そう思ったんだ

上を見た

ゆらゆらした水面が分った。。。

こわくも何とも無くなっていた

苦しかったのはそう・・・

確かに最初の辺りだけだった

後は

変に気持ち良く成ったのが・・・不思議

天使が見えたと思った

あれは一体・・・なんだったのだろう


            <ケビン・詩









                        <続く>





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             50話(父の述懐)




母が台所から美味しそうな料理をワゴンで運んで来て

皆はこのドロウウィングで頂く形になった

食堂でお定まりのようにして食べる気分では

無くなったように・・・

そして

話はその時の・・・

ケビンが川で溺れた話になった

父「あの時は釣りをしていたら・・・
地元の子供が息せき切って
『おじさん!溺れたよーーっ!!』と
コッチに走ってきたんだよ。
咄嗟に竿を捨て、その子が指指す方に飛んで行った・・・
そうしたら
濁ったすり鉢の一箇所に、
僅かに・・・僅か~~~にプクプクと
泡が弾けているのを目敏く見定めて・・・
靴なんか走りながら蹴飛ばして脱ぎ捨て
泡の辺り目掛け、兎に角飛び込んだんだよ。
そうしたら・・・下の方に当たりがあったから
それを摑んで引き上げた・・・
水が濁っていたからね、あの日は。。。
あの小さな泡を見つけなかったら。。。」

そう言ってから急に、黙った。

姉「あの時はお父さんカッコ良かったよ~~~、
ガッガッガって走って行ってザッバーーンッ!!って飛び込むまでが早かった早かった!
走りながら靴が宙に飛んでいたもんねーーー。。。」

と笑って言う

父「子供達の事は目を配って注意していた積りだったが・・・
釣りでちょっと目を離した隙だったんだよ・・・お父さん悪かったね・・・」

母「あの夜・・・『溺れたよ』なんて言ってるからからかって言っているとばかり
思っていたけど・・・それが本当だと知ってもう・・・心臓が止まりそうになったわ~」

姉「その後、皆で薪を拾って来てキャンプファイヤーみたいになって・・・
唱まで唄っちゃって。。。面白かった~」

ヶ「えっ?・・・唄ったっけ~?」

姉「唄った唄った、みんなで大合唱になったじゃな~い~!
仕舞いには、輪唱やって。あれ忘れられないわー」

ケイトは実際あの後で皆で歌った事は一切記憶に無かった。

何故?

何故?そんな楽しい部分の記憶が無いのか?何とも不可思議な気分だった。

ヶ「どうしてそれ憶えていないんだろう~?」

姉「憶えていないの~?アンタ、ニコニコしていたよ~」

しかし確かにあの時の焚き火は夏にも関わらず

何だか温かくて・・・美しくて・・・

心の中が喜びで一杯だった様に記憶していたのだった。

父親は普段は物静かで優しい人間なので・・・

あんな時に、

あんなに鋭い行動をしたことが意外だった。

そう・・・

確かにあの時は・・・

将来はこんな父親になろう・・・

なんて決めていたのだけれども・・・・・・・・・・・・・・・

分らないものであるよ人生は!

焚き火で合唱した記憶がすっかり消えて居る様に

今は、ケビンの一物もすっかり消えているのだから・・・












                          <続く>














はい^^ 
あなたの瞳に何が映ったでしょうか~???
心に何が残ったでしょうか~??? 
世の中のどこかで当たり前に繰り広げられる仰天の事実。。。(笑)
包み隠さず連載していまーーーーーーーす♪   
訪ねて来て 読んでくださってる多くの皆様に~^^




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では
どうぞ次回もお楽しみに~
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by karkowitch | 2011-09-22 09:10 | 創作童話・小説