4話 、5話    <ジョシュア&フランク>

・・・1話々が、余りにも短いこの物語・・・これも計算ですが(爆~)
まだまだほんの序章の段階です  (笑)
今初めて読まれる方は どうか第一話に遡ってお読み(ピシピシ!)
くださいね
今回からはわたくしどもの都合上、2話づつ掲載致しますので これは第4、5話となります・・・

☆☆☆随分以前
書き溜めたこの物語は
半ばにして頓挫していたものです

ここに・・・
まんま・・・まんま掲載しております
どうぞ
肩の力を脱力させ
神経も麻痺させてお読みください。  爆~ 
出来たら毎日載せていきます^^








{ ジョシュア&フランク***中学時代から絵を描き切磋琢磨してきた美術学校出身の関係 }
ある意味ファンタジックでアカデミックで滑稽な物語の始まりです。あなたはこのドアの中に入りますか?・・・・・・・・そうでしょうね、さすが素晴らしい選択です。イケテルあなたササ、どうぞ~♪





            4話 ( ズタボロハートのフランク )




実際・・・
ジョシュアと別れてからのフランクはもうずたずただった。
スタイルこそバシッと決めたイケ面ではあるが、
今は・・・ズタボロハートのへタレフランク。。。

絵の具の染みとその匂いが充満したその部屋・・・
いつ頃からだったろうか、
随分以前から住んでいる。
この町の小さな商店街にももう おなじみの顔である。
ちょいと外に出れば、皆が声を掛ける人気者フランク。
今日もまだ店は開いている時間に通ったにも関わらず・・・
フランクの余りの打ちひしがれたショボイ様子に
誰も声を掛けることすら無理であった。
フランク自身、いつもと様子が違う町の人達など
どうでも良かった。

シッツ!・ファック!・ガッデメ!・サラバベッチ!・マザー・ファッカーッ!!!』と
フランクも口汚く吐き捨てながら夢遊病患者の様相を呈していたのだから。。。
全く外見に似合わない言葉である。

部屋に着いたフランクは 先ず苦いビアを一缶 一気にあおった。
バドワイザーである。フランクはこれが気に入りだ。
以前チェコに絵描き放浪バックパッカーをしてた感動の渦の中で、
真昼間から飲んでいた地元ビールの味に、一番近い感じがしていたからである。

そうして
ブハ~~~ッ』と必要以上に大声で吐き出した。
それを隣のニューハーフは聞き漏らさなかったのであった。






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          5話  < 隣人はニュー・ハーフ>

フランクの部屋は、町から程近いアパルトメントの
3階の角部屋に位置しており、
そのアパルトメントの出入り口はパティオにある。

小洒落ていてこじんまりとしており、陽が良く差し込むパティオに
一端入ってから、階段で上がって行くような造りになっている。
真鍮製の階段の手摺には天使と薔薇の花や蔓等の彫金が施されており
それだけでも随分価値があると解る。

午後になると・・・
パティオはスパニッシュな温かい気だるさを漂わせて・・・
実にアンニュイな雰囲気でもあり・・・
フランクはこのパティオをこよなく愛しているのだ。
まるで自分の宝物の様に自慢の場所だった。

先日・・・
フランクはこのパティオの一角に、こっそりと
ミモザの種を植えて、芽がでるのを心待ちしているところであった。
そんなフランク、やはり芸術家としてソロソロ身を立てねばと
少々焦りの時期がやってきていた。

さて・・・フランクの部屋の手前隣に住むニューハーフ。。。
彼は1年前、トルコに渡ってオノレの一物カット
して来た人物。
彼女ですね???彼女。。。
彼女はフランクに抱かれたくて抱かれたくて
常に妄想し、ついに1ヶ月前、フランクの隣に住まうまでになったわけでした。
それまでは通りで見かけては躓きそうになり・・・
心トキメカセテ その時を虎視眈々と狙ってきている、トンでもないやからだ
彼女の『その時』とは? これ如何に?
決まった事である・・・『寝る』という行為以外無し。むむむ・・・

フランクはそんな女が隣に潜んでいるなどとは露程にも知らない日々を送っているのだ。
プハーーーッ!』っと大きい声を出していた時でさえ・・・

まさか隣の女が聞き耳を立てているなんぞ考えてもみなかった。

そうして、それぞれの夜は・・・
しごく当たり前に更け込んで行ったのであった。  
                                 
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                                 <続く>




(* ここは目をつぶって・・・1話からお読みくださいね~♪*)

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by karkowitch | 2011-08-30 07:03 | 創作童話・小説